ビタミンB2
ビタミンB2 びたみんびーに びたみんびーつー vitamin B2
ビタミンB2は、「皮膚や粘膜の健康維持」を助けるビタミン、「エネルギー代謝」のビタミンとして知られていますが、以前は成長因子(growth factor)として知られていたことから、かつてはビタミンGとも呼ばれていました。甲状腺ホルモン、皮膚、爪あるいは頭髪をはじめカラダ全体の正常な健康状態の維持に不可欠なビタミンとされ、不足すると口内炎や舌炎や皮膚炎などの症状を生じます。
ビタミンB2は他のビタミンB群と同じように糖質・ 脂質・たんぱく質の代謝に補酵素として関与し、呼吸・赤血球の形成・抗体の生産・身体の正常な発育など、体内の生理作用のほとんどに関わっています。特に糖質と脂質のエネルギー代謝には強く関係していて、脂肪からのエネルギー生産には多くのビタミンB2が消費されてしまいます。このため、リノール酸過多といわれる日本人には不足しがちなビタミンとなっています。
ビタミンB2は、細胞内で抗酸化に働く補酵素グルタチオン注1の再生を行うグルタチオン還元酵素の一員でもあり、間接的に脂質の酸化防止に働いていると言えます。また、ビタミンK、ビタミンB6や葉酸などのビタミンB群の再生などにも働いています。
※ 注)
- グルタチオン:グルタチオンは細胞内の主要な抗酸化成分であり、また、毒物などを細胞外に排出(解毒)することで、細胞を内的・外的な環境の変化から守る役割を果たしている。日本薬局方に収載された医薬品。
ビタミンB2の 【おもな働き】
| * | |
|---|---|
| フラビン酵素注1の働きを補酵素として助け、ほとんどの生理作用に関与 | |
| 成長促進(健全な発育を促進) | |
| 呼吸、消化、循環系の粘膜の保護 | |
| (特に)脂質の代謝を促進、多くの物質代謝に関与 | |
| 過酸化脂質の生成を防止(グルタチオンに関与している) | |
| ビタミンB群をコントロール(再生・合成) | |
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効果があるとおもわれるもの 油っぽい食品、ビタミンB2 多め! 口内炎 口唇炎 舌炎 疲れ目 涙目 毛髪 フケ 油脂肌 皮膚炎 湿疹 ニキビ 肌荒れ 肥満 白内障 心筋梗塞 |
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| *効果を最大限にするにはビタミンB6、Cを同時摂取 | |
※ 注)
- フラビン酵素:アミノ酸代謝、糖代謝、脂質代謝、核酸代謝、エネルギー産生、遺伝子修復、殺菌作用など、生命維持のための中枢的な過程に関与している酵素群。
ビタミンB2の【効果】
- 医薬のページから Web情報
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ビタミンB群心筋梗塞抑制・厚労省研究班が調査
レバーやホウレンソウなどを普段の食事で食べ、ビタミンB群(B6、B12、葉酸)を多く摂取する人はあまり摂取しない人に比べて心筋梗塞(こうそく)になるリスクが37—48%低くなるとの疫学調査結果。
※ サプリメントは対象外
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2008052703220h1
- サプリメント関係の効果説明 Web情報
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ビタミンB2は ... ダイエットに欠かせないビタミン
... ビタミンB群の仲間となる水溶性ビタミンで、細胞の成長に欠かせないことから「発育のビタミン」ともいわれ、健康な皮膚や粘膜、髪、爪などをつくるために欠かせない栄養素。
また、ビタミンB2はダイエットに役立つ栄養素でもあることはご存知ですか? ... 脂質を摂り過ぎた時に必要となるのが、脂質の分解を助けてスムーズに代謝してくれるビタミンB2なのです。 ... ビタミンB2は動物性食品に多く含まれ、野菜や果物などの植物性食品には少ないビタミン ... ダイエットをしているからといって動物性食品を控えてしまっている人は、知らず知らずのうちにかえって痩せにくいカラダになってしまっている可能性も。ダイエットの基本は、カラダの中から体脂肪を燃やすこと。ビタミンB2をしっかりと活躍させたいものですね。
※ ↑ B2以外の機能成分を含まないサプリメントの場合です。
- 一般ページの効果説明 Web情報
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ビタミンB2は、皮膚・粘膜を正常に保つ
ビタミンB2には皮膚や各器官の粘膜を正常に保つ働きがある。不足すると油っぽい肌や脂漏性皮膚炎などの症状が現れ、さらに進行すると舌炎や口唇炎、眼精疲労や白内障などに至ることもある。 -
ビタミンB2は、エネルギー代謝に関与
ビタミンB2はエネルギー生産に使われる炭水化物、タンパク質、脂質全ての代謝に関係。具体的には代謝過程で必要な酵素(酸化還元酵素、脱水素酵素)の補酵素としてビタミンB2が補助的に関わることで円滑なエネルギー代謝を支えてる。 -
ビタミンB2は、成長の促進に関与
ビタミンB2は成長に必要なエネルギーの代謝に関わっているため、正常な成長の促進には欠かせない栄養素の1つ。成長期の子供や妊婦は特に十分な摂取がもとめられる。 -
ビタミンB2は、過酸化脂質の分解に関与
ビタミンB2は過酸化脂質を分解するグルタチオンやグルタチオンペルオキシターゼの働きを助ける酵素であるグルタチオン還元酵素の、補酵素として過酸化脂質の分解に関わっている。
ビタミンB2の【性質】
- 水溶液、黄橙色
- 酸に対し安定、アルカリ性で分解する
- 加熱には強いが、紫外線には弱い
- 酸化・還元されやすい
ビタミンB2の【摂取】
- 妊産婦やアルコールを多く飲む人、激しい運動をする人は体内での消費量が増えるため不足しやすいといわれています。
ビタミンB2を過剰に摂取した場合
- 特に報告はないようです。
ビタミンB2の不足による疾患
- 口内炎、口角炎、口唇炎、舌炎、肝疾患、脂漏性皮膚炎、動脈硬化、白内障、発育不良、発ガンの抑制、肛門や陰部の皮膚炎など。
- 疾患とまでは考えない皮膚や粘膜への影響として、
肌があれる、肌が脂っぽくなる、頭髪のフケがひどくなる、にきび、口内炎、口角炎、目の充血などの症状となることがあります。
主な食品
- 牛レバー
- 納豆
- アーモンド
- ほうれん草
- まさば
- ほたてがい
- ぶり
- 卵
備考
- 【ビタミンB2の化学名はリボフラビン】製薬では化学名で呼ぶことが多いです。このため市販されているものの成分表示では多くの場合、リボフラビンやリボフラビン誘導体などとして記載されています。
- 【過酸化脂質】過酸化脂質とは細胞膜内の不飽和脂肪酸が活性酸素により酸化して出来るもので、これにより細胞膜は傷つけられ、さらに隣り合う細胞膜へと連鎖的に酸化が続いていきます。過酸化脂質は動脈硬化や心筋梗塞などの原因の一つと考えられています。怖いのは、連鎖的脂質過酸化反応とよばれる「連鎖的に酸化が続く」ことです。この酸化が細胞膜(細胞壁)を構成するリン脂質で起こるため、皮膚の場合は、肌荒れやハリを無くすことになります。
- 参考情報:
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