クルクミン
クルクミン くるくみん curcumin
クルクミンは秋ウコンに多く含まれる黄色の色素成分で、秋ウコンから作られる香辛料ターメリック注1の原料にもなっています。クルクミンは強い抗酸化作用を持ち、胆汁分泌促進作用により肝機能の強化やコレステロール低減などによる生活習慣病の予防効果があるといわれています。二日酔いにウコンが効くのも肝臓に働きかけているためです。
クルクミンは抗酸化物質のポリフェノール/フェノール酸系/ジケトン類に分類され、クルクミンを多く含む食品は、秋ウコン、願寿ウコンなどがあります。
※ 注)
- ターメリック:ウコンの英名はターメリックです。ターメリックはカレー粉やマスタードなどにも使われています。あの「黄色」の正体です。
クルクミンの 【おもな働き】
| * |
|---|
| 肝機能強化| 脂肪肝・肝炎・肝硬変などの予防、デトックス効果 |
| 活性酸素を消去| ガン・生活習慣病(メタボ)の予防 |
| 悪玉コレステロールの低減| 生活習慣病(メタボ)の予防 |
| 二日酔い・便秘 |
| 胆汁分泌促進作用による胆汁酸の作用 |
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check point : クルクミンとはターメリックのこと。 便秘・脂肪肝・デトックス・ガン・生活習慣病・二日酔い |
| 出典: |
クルクミンの【効果】
- 有効性の報告(国内) Web情報(掲載は一部です)
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ウコンの有効性および安全性:
→ 国立健康・栄養研究所 2003.05
コレステロール値や中性脂肪値の改善が期待できる可能性。 - 血液中の善玉(HDL)コレステロール濃度が少し上昇。
- 中性脂肪値は変化しないが、摂取量が増えるほど血液中の中性脂肪濃度が低下。
- サプリメント・健康食品関係の説明 Web情報
アルコールの分解速度を速める作用
二日酔いは、アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドという物質が原因で起こる。クルクミンは、アセトアルデヒドの分解を約50%促進するといわれている。胆汁の分泌を盛んにさせる作用
胆汁は、肝臓から分泌される消化液で、主に脂肪分を乳化し膵液リパーゼ等の機能を高めて消化・吸収を助ける働きがある。肝機能が低下すると胆汁の分泌が悪くなり、肝臓への負担が増す。- クルクミンは胆汁の分泌を促進させて、肝臓への負担を軽くする。
弱った肝臓を守り、肝臓の機能の回復に効果
強力な抗酸化物作用
クルクミンは、体内で腸から吸収されるとテトラヒドロクルクミンという強力な抗酸化物質に変化。テトラヒドロクルクミンは身体に有害な活性酸素を消去する働きがある。- ガンの予防
- 生活習慣病の予防・改善
- 以下は別サイトでの記載内容
クルクミンで肝機能強化
・デトックス効果
・ 老廃物等の分解効果
・胆汁酸を作り消化や排便を助ける効果- 肝臓の化学処理の半分以上をクルクミンが助けている。
- 肝臓の化学処理の多くが体にはデトックスに繋がる処理。
- 食品添加物や農薬、アルコール(アセトアルデヒド)などや、腸内で悪玉菌によって作り出されるアンモニアやメタンなど、様々な物質をデトックスしているのが肝臓。
クルクミンで脂肪肝の改善
クルクミンはアルファリポ酸(αリポ酸)という体内補酵素と協働で肝機能を高め、肝臓で酵素であるグルタチオンを作る。グルタチオンがアルコールに対する肝臓への影響を最小限にする。- 肝機能が低下すると脂肪肝になり、やがてアルコール性肝炎やアルコール性肝硬変などのトラブルに発展しやすくなる。
- クルクミンを摂取して肝機能を高め、アセトアルデヒドという毒素をデトックス。
クルクミンで便秘解消
便秘解消のために便に多くの水分を残すには胆汁酸という消化酵素の分泌が必要。- ウコンは肝臓でつくられる胆汁酸の分泌を増やす効果が期待されている。(胆汁酸:脂肪を消化する消化酵素の1つで、脂肪の消化や脂溶性ビタミンなどの吸収を良くする)
- 胆汁酸の分泌量が増えると、強いアルカリ性の胆汁酸が便を水に溶けやすくして便を柔らかくする。
- ※胆汁酸は腸から再吸収されるため便を柔らかくするには、胆汁酸を食物繊維に絡め便の中に止めておくことが大切で、便秘解消にはクルクミンだけではなく、多くの食物繊維も必要。
※胆汁酸の効果:ダイエットカロリーコントロール、生理不順、肩こり、動脈硬化、肝炎、高血圧、低血圧、糖尿病、黄疸、胃炎、二日酔い、歯槽膿漏、各部の炎症など多岐にわたる -
クルクミンでコレステロールを改善に期待
肝臓が作り出す胆汁酸の原料はコレステロールやビリルビン(赤血球の壊されたもの)、クルクミンの胆汁酸分泌を増やす効果によりコレステロール代謝が促進される。 - メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)の改善に効果が期待されている。
- ※胆汁酸は腸から再吸収されるため、コレステロールを下げるためには、胆汁酸を食物繊維に絡め便の中に止めておくことが大切で、クルクミンだけではなく、多くの食物繊維も必要。(胆汁酸をつくり、胆汁酸を排泄する)
- 摂取食物からの効果 Web情報
テトラヒドロクルクミン
クルクミンは腸で吸収される時、より抗酸化作用が強い無色のテトラヒドロクルクミンになる。クルクミンは、細胞内のグルタチオン濃度を高める作用もあるとされる。
→ 平成14年健康指標プロジェクト講演会要旨- 以下は別サイトでの記載内容
胆汁の分泌を活発にする
胆汁の分泌を活発にすることによって肝細胞を刺激し、肝機能の改善あるいは維持に寄与し、最大の代謝性臓器である肝臓全体の働きを良好に維持する。- 以下は別サイトでの記載内容
お酒にはウコン! 仕組みはクルクミンと肝臓の仲良しな関係!
... 肝臓が無理なく分解できるアルコール量は、ビール大瓶2本分といわれています。その許容量を超えると、アセドアルデヒドがうまく分解されずに二日酔いになってしまうというわけ ...- メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)の改善に効果が期待されている。
- ※胆汁酸は腸から再吸収されるため、コレステロールを下げるためには、胆汁酸を食物繊維に絡め便の中に止めておくことが大切で、クルクミンだけではなく、多くの食物繊維も必要。(胆汁酸をつくり、胆汁酸を排泄する)
胆汁の分泌を促進する働きがある(クルクミン)
殺菌作用も期待されているため、腸内の有害な細菌対策にも期待されている(クルクミン)
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ウコンに多く含まれる精油成分には、胆汁の分泌を促す働きがある(ウコンとして) ... ダイエット
肝臓で合成される胆汁は、栄養の消化吸収を助け、腸の蠕動運動(便を先へ送り出す働き)を促すという重要な役目を担っている。肝臓は、一日にでる尿と同じぐらい沢山の量の胆汁を、毎日せっせと作りだしている。胆汁は、実はコレステロールが原料になっている。 つまり、胆汁が増えるということは、コレステロールを多く使う、コレステロールが少なくなるということ。結果として、美容にも期待が高まりまる。 あらゆる病気の原因やシミ・ソバカスの原因として知られる活性酸素(クルクミン)
クルクミンは、体内に入ると腸管から吸収される際に、還元(水素を与えること)と呼ばれる現象によってテトラヒドロクルミンに変わります。このテトラヒドロクルミンに活性酸素を退治する非常に強力な働きがあると、某大学教授の研究結果が発表されています。-
胆汁の分泌を促すことは、すなわち健胃、健腸にもうれしい働き(クルクミン) ... 胃腸
食物を消化する胃、栄養を吸収する腸は、健康にとってとても重要な臓器。胃が元気なら、食欲もたっぷり。腸が元気なら食べたものをしっかり吸収し、外に出せる。内蔵ひとつひとつの活動が密接な関係にあるヒトの体にとって、とてもうれしい働きばかり。
クルクミンの【摂取】
- クルクミンは秋ウコンに含まれていますが、春ウコン、紫ウコンにはほとんど含まれていません。
- クルクミンは普通に摂取しても、あまり小腸に吸収されず、排出されてしまいます。クルクミンとレシチンを一緒にとると、より吸収されやすい形に変化します。
- クルクミンはパン等に含まれるイースト菌やヨーグルトに含まれる乳酸菌、ビフィズス菌を一緒に摂取すると、効率的にテトラヒドロクルクミンになるということが分かっています。
- クルクミン摂取量の多くが72時間以内に排泄されれます。
- 急性黄疸、ヘルペス、妊娠中、肝硬変、胆嚢炎、消化性潰瘍のような時には【ウコン】の大量摂取を避けた方がよいようです。
クルクミンを過剰に摂取した場合
- クルクミンの過剰摂取による悪影響は見られない。
国立健康・栄養研究所 - 【ウコンの副作用】:ウコンには牛レバーに相当する鉄分が含まれ、長期に摂取すると体内の肝臓に鉄が蓄積する。C型肝炎では、血清トランスアミナーゼ(AST、ALT)が、上昇するという。ウコンを肝臓が悪い人が健康の為に摂取するのは、要注意。
クルクミンが不足した場合
- 不足した場合の報告はないようです。
主な食品
- 秋ウコン
- 熱帯ウコン(願寿ウコン)
備考
- 【ウコン】ウコンの仲間は世界中で50種類ほど認められています。そのうち日本産で我々日本人になじみが深いものが、春にピンクの花を咲かせる春ウコン(キョウオウ、Curcuma aromatica Salisb)、秋に白い花の咲く秋ウコン(ウコン、Curcuma longa L.)、ガジュツ(紫ウコン、Curcuma zedoaria Roscoe)の3つです。
- 【漢方薬のウコン】漢方薬では、肝臓炎、胆道炎、胆石症、カタル性黄胆、健胃などの症状にウコンが生薬として利用されています。
- 参考情報:
http://www.vitamin-shopper.com/item/11308/goods.html
熱帯ウコン(願寿ウコン) http://okinawaukon.jp/n_u.html
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メタボの栄養 基礎知識2008



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