テアフラビン

テアフラビン てあふらびん theaflavin

テアフラビンは紅茶やウーロン茶に含まれる渋味成分の1つで、抗酸化作用をもつポリフェノールのフラバノール類(カテキン類ともいう)に分類される橙赤色の色素成分です。テアフラビンには抗酸化抗菌高血圧脂肪吸収の抑制などの作用があります。

紅茶やウーロン茶にはテアフラビンテアルビジンの2種類の色素成分が含まれており、テアルビジンは赤色~褐色の色素です。紅茶やウーロン茶などの製造過程には発酵があり、このため茶葉に含まれるポリフェノールオキシダーゼ注1の作用によりカテキンが酸化重合し、テアフラビンとテアルビジンが生成されます。

※ 注)
  • ポリフェノールオキシダーゼ:ラッカーゼとも言う。鉄分を含む酸化酵素のこと。

テアフラビンと紅茶テアフラビンの比較

食品としてのテアフラビンは、紅茶での摂取が多くみられます。そこで、「研究所」が集めた情報と「日本紅茶協会」のページ内容からテアフラビンに関連する部分を並べてみました。ただし、紅茶はテアルビジンを多く含んでいます。

Webで得られる情報 日本紅茶協会のWebから
抗酸化力 酸化防止効果(ヒトの体内)
糖尿病やガン予防に期待 がんの予防効果
抗菌、抗ウィルス作用 抗菌作用(食中毒細菌)
虫歯抑制作用
脂肪の吸収を抑える ダイエット効果(脂肪吸収抑制作用)
糖分の吸収を抑制
有害成分の排出(実際の効果は不明)
抗血栓、血液凝固を抑制
生活習慣病の予防
動脈硬化の防ぐ
上記以外の紅茶としての特長
・カフェインの働き
・ミネラルの補給
・ビタミンの補給
・アロマテラピー効果
*—

テアフラビンの 【おもな働き】

*
抗酸化
抗菌・抗ウイルス(食中毒菌、インフルエンザ)
脂肪吸収の抑制
check point :
テアフラビンはウーロン茶と紅茶。 肥満・虫歯・糖尿病・過酸化脂質・動脈硬化
出典:

テアフラビンの【効果】

大学などの研究室で確認または追跡中の内容 Web情報

血管拡張作用があることを解明した: 

米ボストン大の研究グループ・心筋梗塞や脳卒中などの原因となる血栓が出来るのを妨げる働きがあると考えられるという

ウーロン茶重合ポリフェノールには抗肥満作用があることが明らかとなった: 

2006年、サントリー・ウーロン茶重合ポリフェノールの抗肥満作用のメカニズムとして、リパーゼ阻害による脂肪吸収抑制が関与している可能性
サプリメント・健康食品関係の説明 Web情報

脂肪の吸収を抑える特定保健用食品のウーロン茶

通常のウーロン茶に対し、ポリフェノールを強化したもの
  • 脂肪排泄効果を約2倍に増加
  • 食事と一緒に摂取することにより、食後の中性脂肪の上昇を約20%抑制
  • これは脂肪分解酵素リパーゼを阻害する作用と考えられている
以下は別サイトでの記載内容

肥満や糖尿病の原因となる糖分の吸収を抑制

カテキン同様、抗酸化能力が高く、悪玉コレストロールの酸化抑制や動脈硬化の防止効果

血小板凝縮抑制作用がカテキンより高いのが特徴

抗菌、抗ウィルス作用もあります

以下は別サイトでの記載内容

食事中のコレステロールが気になる方を健康的にサポートします

  • 茶葉抽出ポリフェノール、テアフラビンとカテキンが、コレステロール過多の現代人の食生活を健康的にサポート。お肉や揚げ物をよく食べる方、外食の多い方におすすめ。
  • 成分: 2粒(1.2g)当たり 緑茶抽出成分 395mg、テアフラビン 89mg、カテキン 150mg
  • ↑テアフラビン自体の効力は低いってこと?
以下は別サイトでの記載内容

虫歯抑制作用や抗菌作用

これらの作用は緑茶のポリフェノールにもあるが、テアフラビンの方が効果が高いとされている
以下は別サイトでの記載内容

白さと美しさを保ってくれる ←??

  • メラニンはチロシナーゼという酵素によってつくり出されている。テアフラビンやカテキンにはこのチロシナーゼの阻害効果があり、メラニンの生成を抑制する
以下は別サイトでの記載内容

コレステロールなどの酸化を阻害

動脈硬化の防ぐ

生活習慣病の予防効果

メラニン色素の生成を抑制しシミを防ぐ効果 ←??

抗菌、抗ウイルス作用も確認されています

  • ウイルスの粒子を凝縮させ、感染力を失わせる作用がある。紅茶を利用してうがいすると効果的。ウイルスが体内に侵入し、増殖してからでは効果はない
  • 白癬菌の殺菌効果も報告されている。水虫のある患部を紅茶で洗浄すると治療効果を期待できる
摂取食物からの効果 Web情報

酸化防止効果

  • 体内での活性酸素の酸化防止能力はカテキンよりも強いという論文がある
  • テアルビジンも日本で飲用しているレベルの紅茶ではテアフラビン並の力価がある

がんの予防効果

  • 紅茶の飲用がある程度がんの予防に効果はあると考えられる

抗菌作用との関連

  • ボツリヌス菌に対する殺菌効果は緑茶より強いことは判明している
  • 緑茶カテキンや紅茶テアフラビンはコレラ菌など一般的な食中毒細菌に対しても殺菌効果がある
  • インフルエンザ: 感染力を失わせる。あくまでも予防効果("うがい"によるもの)

歯垢合成酵素阻害作用("うがい"によるもの)

  • 紅茶うがいによる歯垢防止効果
  • 虫歯菌殺菌効果はそれほど強くない
以下は別サイトでの記載内容

抗酸化力

抗菌・抗ウイルス作用

生活習慣病の予防

肌の老化抑制

以下は別サイトでの記載内容

抗酸化物質として注目

緑茶以上の強い抗菌作用を持つ

糖尿病やガン予防の効果が期待されている

 ... ウーロン茶ポリフェノール

茶葉を発酵(酸化)させると抗酸化物質としての効力が失われてしまうため、紅茶はその効果が期待できない

以下は別サイトでの記載内容

血液凝固抑制作用

 →カメリアシネンシス茶 ?
  • 血液をサラサラにして血行を促進
  • 臓器の機能を向上
  • 代謝を活性化して老化の防止と改善
以下は別サイトでの記載内容

抗酸化作用

  • 紅茶一日3杯の飲用が薦められる。りんご8個分と同等の抗酸化作用がある
以下は別サイトでの記載内容

糖分を生産する酵素α-アミラーゼ抑制効果が期待されている

 →カメリアシネンシス茶
  • 血糖降下作用の期待(糖尿病及び肥満などに期待)

血流を促す血小板凝縮抑制作用がある

 →カメリアシネンシス茶

抗生物質様の作用、血液凝固を抑制

  • 血液をサラサラにして血行促進
  • 臓器の機能や負担を改善、新陳代謝が良くなり、老化の防止と改善につながる

テアフラビンの【性質】

  • 水溶液中で橙赤色の色素
  • 酸性、アルカリ性になると色が赤から黒へ変わる
  • 烏龍茶や紅茶では、酸化酵素の作用で酸化重合物(テアフラビン類・テアルビジン類)が作られます。本来は水溶液中では無色のカテキンが、オレンジから赤色となります。烏龍茶や紅茶が赤っぽい色をしているのはこのためです。また、テアフラビン・テアルビジンもカテキンと同じフラバノール類のポリフェノールです。

テアフラビンの【摂取】

  • テアフラビンはアッサム紅茶に多い
  • テアルビジンはダージリン紅茶に多く含まれる
  • アフリカのケニアで栽培されている茶葉を原料にした飲料は、普通の紅茶の3倍以上とのこと。

テアフラビンを過剰に摂取した場合

  • 過剰摂取障害の報告はないようです。

テアフラビンが不足した場合

  • 不足した場合の報告はないようです。

主な食品

  • 紅茶
  • ウーロン茶

備考

  • 【三大銘茶】セイロン紅茶はアッサム種という大葉種から作られ、アッサム紅茶と呼ばれる。一方、小葉種を原料として作られるのが中国の祁門紅茶と北インド地方で作られるダージリン紅茶である。世界の紅茶市場では、これらを合わせて三大銘茶と呼んでいる。
  • 【紅茶の消臭効果】使用後の紅茶ティーバッグ活用方法として、包丁の臭み取りや冷蔵庫内の脱臭に用いられる。畜産舎の消臭に茶殻利用が実用化されている。茶ポリフェノールは新築家屋の建材から出るホルムアルデヒドをよく吸着するから、使用済み紅茶のティーバッグをたくさん部屋に置くことはシックハウス症候群の予防になる。
  • 【水虫、たむし対策】茶殻で洗浄することで水虫、たむしの治療効果があるといわれている。実際、紅茶ポリフェノールの白癬菌に対する殺菌効果は証明されている。寝たきり患者の体の清拭に茶抽出液が用いられ、抗菌や消臭効果が実証された例がある。
  • 参考情報:
    http://www.suntory.co.jp/news/2006/9410-2.html
    http://www.suntory.co.jp/news/2006/9466.html

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release: November 4, 2007
update: November 13, 2007

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