「貧血」に関連する成分
ビタミンE d-α-トコフェロール
d-α-トコフェロールの"d "は天然型を表す記号です。天然型は合成系と比較するとおよそ2倍の効果を持つそうです。
(これ程ハッキリ言ってしまう栄養素もメズラシイ)
ビタミンEは、細胞膜や核膜などの生体膜上に存在しており、生体膜をつくっている脂肪酸が活性酸素などで酸化される、つまり過酸化脂質となり劣化することを抑えています。血管に過酸化脂質が貯まると、血行障害や動脈硬化を招きやすくなり、皮膚ではシミやシワの原因となり、ハリのない肌になってしまします。
またビタミンEは、造血や自律神経の安定、そして性ホルモンの生成・分泌・代謝などに、不可欠な栄養素となっています。
メタボリックシンドローム(メタボ)、動脈硬化、発ガン、貧血、血行障害、血栓、老化、更年期障害、不妊症などに有効なビタミンEは、食物摂取量の60~70%が排出さてしまうため、毎日コツコツ摂取するように心掛けましょう。
鉄
鉄は成人男性で約4.0g、同じく女性で約2.5g、が体内にあります。その約70%の鉄は赤血球の中にある「ヘモグロビン」にヘム鉄として存在し、肺から酸素を受け取り、体内を循環して各組織に酸素を送り届ける役割をしています。
また、鉄は、筋肉でのエネルギー生産や肝臓での解毒酵素にも関わりがあり、欠乏すると鉄欠乏性貧血を引き起こし、過剰になると肝臓ガン発生の一因にもなります。
葉酸
葉酸はビタミンB群の仲間で、乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見されました。葉酸はDNAの生成・修正に大きく関与し、細胞の生成に不可欠な栄養素です。DNAの合成や細胞分裂、ビタミンB12と協力して赤血球の生成、ホモシステインの抑制、動脈硬化の抑制、などに補酵素として働いています。特に成長期の子供や妊婦のように、成長や細胞分裂が盛んなときには特に必要とされる栄養素です。大量に摂取すると痛風にも効果。
ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質を作るために欠かせないビタミンです。また、タンパク質を糖質や脂質にする転換する過程や、その逆の過程でも働いていて、ビタミンB6は他のビタミンB群とは違い、アミノ酸の代謝や神経伝達に深く関与しています。およそ100種類の酵素に対しての補酵素として働いており、食べるタンパク質の量に応じて、ビタミンB6も必要量が増加していきます。このようなことから、ビタミンB6は皮膚や粘膜のビタミン・エネルギー代謝のビタミンと呼ばれています。
メタボの栄養 基礎知識2008


