「花粉症」に関連する成分
アナフィラキシー
アナフィラキシーとは、急性アレルギー反応の一つで症状が急激にあらわれることから、即時型(I型)アレルギーの花粉症・アレルギー性鼻炎・気管支喘息などと同じ疾患に分類されています。アナフィラキシーの特徴は、花粉症やアレルギー性鼻炎などと違って全身に症状があらわれること。消化器系と呼吸器系の複数の臓器で、あるいは急激に出現するものをアナフィラキシーと言い、即時型アレルギー全体の約10%がアナフィラキシーとみられています。また、希に、アナフィラキシーショック(急性の全身性ショック)といって、生命にかかわる最も重篤な状態となることがあります。
ビオチン
ビオチンは以前はビタミンHやビタミンB群とも呼ばれていましたが、その働きが解明されるに従いヒトの体内でつくられることが判り、ビタミンから外されている国もあります。もともとビオチンは皮膚に生じる炎症を防止する因子として発見されたもので、細胞の成長を助け、皮膚や爪、毛髪を健康に保ち、筋肉痛を和らげる効果があり、アトピー性皮膚炎・花粉症にも効果がると期待される、皮膚との関係が非常に深いビタミンです。
ルテオリン
ルテオリンは、フラボノイドの中では最も強い抗アレルギー・抗炎症作用を持つといわれ、花粉症やアトピーといったアレルギー症状を押さえる効果を発揮します。これは、ロイコトリエン注1という炎症を引き起こす物質を作り出す際に必要な酵素をルテオリンが阻害するものと考えられています。
ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質を作るために欠かせないビタミンです。また、タンパク質を糖質や脂質にする転換する過程や、その逆の過程でも働いていて、ビタミンB6は他のビタミンB群とは違い、アミノ酸の代謝や神経伝達に深く関与しています。およそ100種類の酵素に対しての補酵素として働いており、食べるタンパク質の量に応じて、ビタミンB6も必要量が増加していきます。このようなことから、ビタミンB6は皮膚や粘膜のビタミン・エネルギー代謝のビタミンと呼ばれています。
メタボの栄養 基礎知識2008


