「疲労回復」に関連する成分

スクアレン・スクワラン

スクアレンは不飽和炭化水素をもつ酸化されやすい状態、スクワランは飽和状態のもので酸化されにくい性質をもつ。 いずれも、ヒトの体内に存在している油脂成分ですが、その量は、性、年齢によって差があり、十代後半の女性に最も多く、25才頃より次第に減少を始める。

アリシン

アリシン ありしん allicin

アリシンは自生している状態では存在していませんが、刻んだり傷つけることで、アリインが酵素アリナーゼと反応してつくられる硫黄化合物の一種です。ニンニク・ネギ・タマネギなどのユリ科ネギ属の植物でできるもので、強烈なニオイや涙の元となっている物質です。このニオイが強壮と関係があるように考えられてきましたが、強壮の正体はニンニクに含まれるスコルジニンでした。

ビオチン

ビオチン びおちん biotin

ビオチンは以前はビタミンHやビタミンB群とも呼ばれていましたが、その働きが解明されるに従いヒトの体内でつくられることが判り、ビタミンから外されている国もあります。もともとビオチンは皮膚に生じる炎症を防止する因子として発見されたもので、細胞の成長を助け、皮膚や爪、毛髪を健康に保ち、筋肉痛を和らげる効果があり、アトピー性皮膚炎・花粉症にも効果がると期待される、皮膚との関係が非常に深いビタミンです。

BCAA・ロイシン

ロイシン ろいしん leucine

ロイシンは、分岐鎖アミノ酸類(BCAA)の司令塔として、タンパク質の分解抑制と合成促進の調整をしています。この働きは、ロイシンのインスリン分泌促進作用によるもの。ロイシンの不足によりインスリンの分泌が抑えられると、全身の活力の低下につながります。ロイシンとは必須アミノ酸のひとつで、ロイシン、バリンとともに、その分子構造から分岐鎖アミノ酸類(BCAA)に分類され、1日の必要量が必須アミノ酸9種中では最大です。

BCAA・イソロイシン

イソロイシン いそろいしん isoleucine

イソロイシンとは必須アミノ酸のひとつで、 ロイシン、バリンとともに、その分子構造から分岐鎖アミノ酸類(BCAA)に分類されます。筋繊維を構成するタンパク質の主成分はこのBCAAといわれるアミノ酸。スポーツに欠かせないアミノ酸としてBCAAは注目され、その1つのイソロイシンは、体の筋肉の成長促進、筋肉の強化、血管拡張などの効果があるといわれるアミノ酸です。

パントテン酸

パントテン酸 ぱんとてんさん pantothenic acid

パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれ、他のビタミンB群と同じように糖質・ 脂質・たんぱく質の代謝に補酵素として関与していますが、パントテン酸は脂質の代謝を中心に作用注1することが特徴です。糖質と脂質をエネルギーに変えることに欠かせないビタミンであり、また、副腎皮質ホルモンや抗体の合成などにも関与していて、アレルギーストレス疲労回復に効果的、動脈硬化や心筋構梗塞などの予防に役立つと言われています。

ビタミンB1

ビタミンB1 びたみんびーいち びたみんびーわん vitamin B1

ビタミンB1は、ブドウ糖をエネルギーに変える酵素を助ける補酵素として働きます。ブドウ糖は血液によって全身の細胞に運ばれ、細胞が活動するためのエネルギー源になりますが、ビタミンB1が不足すると、細胞でエネルギーをつくれなくなります。特に神経細胞にとってはブドウ糖が唯一のエネルギー源。このため、ビタミンB1は、中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つために必要なビタミンとなっています、

グルクロン酸

グルクロン酸は、ブドウ糖によく似た単糖類の誘導体としてのウロン酸の一種で、複合多糖類(グルコースの酸化物)。有害物質の排出に働いたり、ヒアルロン酸や粘膜を保護するムチンの材料となっている。このため、肝臓では解毒を助け、胃や腸壁の粘膜を強くし、潰瘍の予防や便通、疲労回復に働いている。
食品の栄養成分 基礎知識 カテゴリ
  • [16]
    • [13]
    • [1]
    • [2]
    • [1]
    • [2]
  • [2]
  • [3]
    • [1]
    • [1]
  • [2]
    • [2]
  • [13]
    • [9]
    • [4]
    • [1]
  • [5]
  • [1]
  • [1]
    • [1]
  • [10]
  • [20]
 
 

メタボの栄養 基礎知識2008