「生活習慣病」に関連する成分

桑の葉

クワ(桑)はイチジクと同じクワ科クワ属の総称。カイコの餌や生薬として用いる。桑の葉は、漢方で「桑葉(そうよう)」、咳を鎮める、解熱、むくみをとる、下痢や腹痛を治す、肝臓を強くする、肌をきれいにするなどの薬効があるとされている。
果実は初夏に熟す。その果実は甘酸っぱく、美味であり、高い抗酸化作用で知られる色素・アントシアニンをはじめとする、ポリフェノールを多く含有する。キイチゴの実を細長くしたような姿で、赤黒くなる。

ビタミンK

ビタミンK びたみんけー Vitamin K

ビタミンKは、止血や骨の発育・修復に関係するビタミンですが、骨粗鬆症や動脈硬化に対する効果が注目されています。ビタミンKの特徴をまとめるとおよそ次の4つになります。

  1. 血液凝固を正常に維持する機能
  2. 骨形成を助け、強化する。また、骨粗鬆症を予防する
  3. 血管などの細胞の石灰化を防ぎ、動脈硬化などを予防する
  4. 脳脂質の抗酸化機能

オレイン酸

オレイン酸 おれいんさん oleic acid

オレイン酸は、オリーブ油・キャノーラ油・ナッツ類などに多く含まれる一価(単価)不飽和脂肪酸を代表する脂肪酸です。オレイン酸は不飽和脂肪酸の中では最も酸化されにくく、ヒトの体内では活性酸素と結びついて過酸化脂質をつくりにくいため、動脈硬化・高血圧・心疾患などの生活習慣病を予防・改善するとして、リノール酸摂取過多の現代では見直されています。

クルクミン

クルクミン くるくみん curcumin

クルクミンは秋ウコンに多く含まれる黄色の色素成分で、秋ウコンから作られる香辛料ターメリック注1の原料にもなっています。クルクミンは強い抗酸化作用を持ち、胆汁分泌促進作用により肝機能の強化やコレステロール低減などによる生活習慣病の予防効果があるといわれています。二日酔いにウコンが効くのも肝臓に働きかけているためです。

コレステロールのはたらき

コレステロール これすてろーる cholesterol

コレステロールが血液中で過剰になると、生活習慣病に代表されるさまざまな循環器疾患を引き起こしています。 米国の疫学調査ではTCが180~200mg/dLの範囲であることが長寿の条件という報告がされるなど、これほど健康に対して具体的な示唆がでる物質はありません。生命維持にだいじな役割をもつ必須の物質なのですが、それゆえ、コレステロールへの正しい理解は大切です。ここではコレステロールの働きを整理します。  

カルシウム

カルシウム かるしうむ calcium

カルシウムは、人体に必要不可欠なミネラルの一つです。99%が骨や歯などに存在し、1%のカルシウムは血液・筋肉・神経などで、生体機能の維持および調節に不可欠な役割を担っています。この1%のカルシウムのことを機能カルシウム(補足と呼び、1%に満たなくなると、体は、骨や歯にあるカルシウムを取り出して1%になるように働きます。このように使われる骨や歯にある99%のカルシウムを貯蔵カルシウムと呼びます。

セサミン

セサミン セサミノール せさみん sesamin

セサミンとは、ゴマに0.5%程度含まれる微量成分で、抗酸化成分「リグナン類」を形成する物質のことをいいます。セサミンの『セサミ』は『ごま』のこと。抗酸化物質のポリフェノール/フェノール酸系/リグナン類に分類されるアンチエイジングが認められている成分です。

ルテオリン

ルテオリン るておりん luteolin

ルテオリンは、フラボノイドの中では最も強い抗アレルギー・抗炎症作用を持つといわれ、花粉症アトピーといったアレルギー症状を押さえる効果を発揮します。これは、ロイコトリエン注1という炎症を引き起こす物質を作り出す際に必要な酵素をルテオリンが阻害するものと考えられています。

ルチン

ルチン るちん rutin

ルチンは、ソバ(蕎麦)の実やいちじくに多く含まれ、強力な抗酸化作用をもつポリフェノールのフラボノイド系に属する成分。かつてはビタミンPと呼ばれていました。ルチンは、心臓病や動脈硬化、高血圧など、生活習慣病の予防に役立ち、高血圧の改善血糖値の回復作用がると言われています。

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メタボの栄養 基礎知識2008