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男性ホルモンは環境ホルモンで抑制されてる

環境ホルモン かんきょうほるもん Endocrine Disrupting Chemicals

「環境ホルモン」とは、生体の成長、生殖や行動に関するホルモンの作用を阻害する性質を持っている化学物質のことです。総体的に生殖系や発達系に影響している疑いがあるものですが、男性ホルモン分泌を抑制する、妊娠率を低下さる、男児の生殖器発達に影響する、などの報告があります。
それら多くの物質には蓄積性があり、体外に排出できない、生物の発生過程に関わり、子孫にも影響 ... など、疑わしき物質には注意です。まずは、身近なところに存在する物質を知っておきましょう。 ... 蚊取り線香が分泌抑制?!

内分泌撹乱物質問題の契機となる"OurStolen Future"を記述したColbornらの論文等で取り上げられた63物質の多くは、農薬、除草剤、殺虫剤、プラスチックの添加物として使用されるものですが、国内では農薬などを中心に登録が失効しているものが多い中、当初は合成エストロゲン(女性ホルモン)として研究されていた物質ビスフェノールAは、プラスチックの添加剤(柔軟剤あるいは可塑剤)として様々な製品に利用されています。

       
【ビスフェノールA】
分解性があり、半減期は土壌中で約180日、表層水中で約50日。
  ● 動物実験でホルモン障害による行動変化が発生
    関連製品 ポリカーボネート食器、エポキシ接着剤、エポキシ塗料、エポキシコーティング缶詰、エポキシコーティング配管、住宅用樹脂製サンルーフ、塩化ビニル製品全般、歯科用シーラント
ポリカーボネートは、強度があり、透明性が高いためコップをはじめ食品容器や日用品、家電製品など様々な製品に利用されています。強力な洗剤で洗浄した時、または酸、高温の液体に接触させた時に溶け出すことが知られていおり、ほ乳瓶ではガラス製の利用が勧められている。
ビスフェノールAとは:
1891年にロシアの化学者ディアニン (A. P. Dianin) によって初めて合成された。1930年代には合成エストロゲン(女性ホルモン)の1つとして研究されていたが、当時ジエチルスチルベストロールがエストロゲンとして強い活性を持つことが明らかにされたため、ビスフェノールAが合成エストロゲンとして使われることはなかった。現在ではポリカーボネート製のプラスチックを製造する際のモノマーや、エポキシ樹脂の原料として利用されている。抗酸化剤、あるいは重合禁止剤としてポリ塩化ビニルの可塑剤に添加される。(途中省略)現在ではビスフェノールAは、他の「環境ホルモン」疑惑を受けた化合物と同様、通常の摂取条件ではヒトに対して大きな影響を及ぼすものではないという考えが強まっている。ただし生態系への影響、胎児や乳幼児への影響に関してはまだ研究が進行中である。出典:Wikipedia
【合成ピレステロイド系】
  ● 男性ホルモンの分泌を抑制
     関連製品  殺虫剤・蚊取り線香・蚊取りマット・農薬
蚊取り線香には防虫剤と同じパラジクロルベンゼンなども使われています。これも環境ホルモン。植物由来の除虫菊成分でつくられる蚊取り線香を利用したいですね。
【フタル酸エステル類】
脂溶性で食品包装用ラップからは食品へ移行することが確認されている。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/kaigai/kaigai_00/00_09/00_09_02_sno.html
  ● 精子数減少、甲状腺ホルモン異常、妊娠率低下
     関連製品  シート・レザー・電線被覆剤・農ビ用フィルム、床壁用タイル・塗料用・ペースト用・人造皮革・室内装飾品、ラッカー・接着剤・レザー・印刷インキ・安全ガラス・セロハン・染料・殺虫剤の製造・織物用潤滑剤・雑貨・コンデンサーの電解液などの塩化ビニル製品の軟化剤(可塑剤)
最も身近なものがペットボトルです。ポリエチレンテレフタート樹脂が使われているのですが、フタル酸が解け出します。ボトル詰めで輸入される飲料水は約1ヶ月かけて日本に到着しますが、船底の高温に曝されています。
【ベンゾ-a-ピレン】
強い発癌性、催奇形性有り。
  ● 魚での実験でホルモン分泌異常、卵巣発達抑制が確認
    関連製品 家庭では食品のお焦げ・たばこの煙、産業ではコールタール処理・石油精製・コークス製造・灯油処理・発電などの製造過程からの発生
【スチレンの2量体、3量体】
  ● 脂溶性でカップ麺のスープの油脂分へ移行することが確認されている。
    関連製品 家庭ではカップ麺容器、ABS、AS製食器、断熱材
最も身近なプラスチックでしょう。カップ麺容器は発砲スチロールです。ABSやASと言われるプラスチックはスチロールの仲間、最近の家庭用に使われる畳の中身もスチロール。これは強度を出すために特殊な発砲となっています。
【アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル】
  ● 脂溶性で食品包装用ラップから食品へ移行することが確認されている。
    関連製品 家庭では塩ビ系食品包装用ラップフィルム、産業ではプラスチックの柔軟剤(可塑剤)として耐寒性を生かしたレザー・一般フィルム・シート・押し出し材など
【ベンゾフェノン】
分解性が良くないが、濃縮性はない
  ● 魚での実験で生殖異常確認
    関連製品 医薬品合成原料、保香剤、紫外線吸収剤
【ダイオキシン類】
炭化水素と塩素(または塩化水素)が摂氏300~400度で燃焼すると副生成物として発生する。最強の毒性。脂溶性で動物脂質に蓄積される。
  ● 難分解性で土壌での半減期は約12年、長期に残留する。
    関連製品 汚染海域の魚、汚染地域の畜産物や農作物
( ごみ焼却場や金属精錬工場から排出、その近辺が汚染地域になることが多い)
参考:
http://www.kcn.ne.jp/~azuma/index.html
http://www.asahi-net.or.jp/~XJ6T-TKD/env/f_eds/eds2-4.html

【 まとめ 】

・水道水にノニルフェノール類の可能性。
・缶の内側を樹脂コーティングしている缶入り飲料。
・高温で更に溶け出すペットボトル。
・スチレンとラップでパッキングされた パック入り食品やお弁当。
・燃やすとダイオキシンもでるフタル酸エステルを含む ラップ材。
・小児用食器、メラミン樹脂製にしましょう。(FDAなども保証している)
・舐めることが当たり前の子供のおもちゃ。
・クロロベンゼンを含む室内の塗料や接着剤、
・ホルモン剤を飼料にいれる 養殖の食材や家畜(海外ものに注意)
 ... 上げていくと切りがないです。

蚊取り線香やスプレー式の殺虫剤、
コンビニで暖めてもらう弁当、熱い缶コーヒー、熱いペットのお茶、
... 男性ホルモン分必を阻害し、不妊や女児の早熟の報告が出始めた環境ホルモン問題。有害ミネラルのよにデトックスすることができません。

摂取する食材や生活環境に注意しながら”男性ホルモン分泌”を円滑にできる生活習慣を手に入れましょう。

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参考

  • 参考情報:
    ・メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は糖尿病、高血圧、高脂血症を引き起こす。厚労省によると、内臓脂肪症候群は、40~74歳の人のうち940万人、予備軍で1020万人にのぼる。この年齢層の男性は2人に1人、女性で5人に1人が“危険水域”に該当する。そして、肥満・高血圧・高血糖・高脂血症の4項目の組み合わせが、心臓病や脳卒中と密接にかかわっている。

    ・男性ホルモンの1の仲間であるテストステロンの濃度の高い男性ほど心臓発作、その他の致命的な病気にかかりにくい。
    ・1993年から1997年にかけてから2003年まで、40歳から79歳の男性、11,606名のテストステロンの血中濃度を図ったところ、テストステロンレベルの上位25%の男性はそれ以下の男性に比べて、心臓発作やその他の心臓病、ガンやその他の疾患で死亡するリスクが41%低いことが分かりました。
    (イギリス・ケンブリッジ大学の調査)

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release: February 20, 2008
update: March 29, 2008

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